ディーゼルエンジンでは、燃料の自己着火により燃焼をおこなうため、燃料噴射の状態が、
着火およびその後の燃焼状態に大きく影響します。そのため、
・過剰なススの発生・堆積による DPF※ の故障
・カーボンスラッジによる、EGR※ バルブ、ターボ等の機械的故障
など、カーボンの付着が原因となって多発する、インジェクター関連のトラブルは、燃料噴霧の悪化によって誘発されることが多々あります。
トラブルの原因となる燃料噴霧の悪化を予防することは、多くの車両トラブルを未然に防止すると共に、 ディーゼルエンジン本来の高トルク・低燃費などの性能を維持することにつながります。
※DPF:(Diesel Particulate Filter) ディーゼルパティキュレートフィルター
※EGR:排気再循環
1 | アイドリングが不調(騒音・振動) |
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2 | 始動不良(かかりにくい) |
3 | DPF再生不良(手動再生頻度多い・再生時間が長い) |
4 | 出力不足・吹け不足 |
5 | DPFランプ(PM過捕集など) |
6 | 排ガス不良(白煙・黒煙) |
7 | カーボン堆積 |
8 | EGRバルブ固着 |
9 | 補正値のバラつき |
10 | エンジンチェックランプ(圧送不良など) |
11 | 車が古い(旧車)ため、修理を断られた |
専用の洗浄液と軽油の混合液を燃料パイプから注入、フューエルライン・インジェクター・バルブ・ピストン・燃焼室内に染み込んだカーボンを柔らかくし、強制燃焼により強力に除去することによって燃料噴射量のばらつきを補正、ディーゼルエンジン本来のポテンシャルが復活する画期的なメンテナンスサービスです。
カーボンの付着が原因となって多発するインジェクター関連トラブルの解消策として、ぜひご利用ください。
※ご利用料金につきましては車種によって異なりますので、ご用命の際にご確認ください。
インジェクター内部の汚れに効果的!
次世代型ディーゼルエンジンの主力部品である「コモンレールインジェクションシステム」は、排出ガスのクリーン化や燃費向上、振動低減など様々な恩恵を受けることが出来る「精密制御機械」です。しかし、燃料に超高圧・高温という負荷がかかることで、従来の汚れとは異なるラッカー状汚れをインジェクター内部に発生させ、不具合の原因となることが知られてきました。超精密機械であり精度の高い制御が行えるということは、微細な汚れが大きなトラブルに繋がり易いという側面を合わせ持つことにもなるのです。
この《中の汚れ》は、《外の汚れ》とは性質が異なり非常に落としづらく、従来の洗浄系燃料添加剤では高い効果が見込めませんでした。
このインジェクター内部に発生する微少なラッカー状汚れを洗浄するのが、インジェクター洗浄専用軽油添加剤です。
落としにくい《中の汚れ》に対応し、高性能洗浄剤及び特殊溶剤のダブル洗浄効果により、インジェクター内部を洗浄し、エンジンの燃焼状態を改善。エンジンの振動を低減し、始動性を向上させるとともに、新車時の走行感を取り戻します。
1.テスターにて状態を診断後、インジェクターを取り外す
2.汚れの付着があるのがわかる
3.汚れのないもの(右)との比較写真
1 | インジェクター交換回数の減少によるコスト削減 |
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2 | DPF・DPDの再生回数の減少と時間短縮 |
3 | 燃費が20%前後改善 |
4 | 有害な排気ガスの低減 |
5 | エンジンの始動性・静粛性の改善 |
6 | 加速性能の向上 |
車種や年式等により、テスター診断の数値の結果、インジェクターの交換をおすすめする場合がございます。その場合、ご相談の上で進めさせていただきますのでご了承ください。